~コウノトリは東の窓から~
妊娠は本来、動物の自然の生命活動の営みの一つですから、不自然にホルモン剤の投与などをしてコントロールすることが果たして最良なのでしょうか。
しかしながら、体質や食事の問題、更には女性の社会進出、働き方など、ストレスが原因で身体環境も悪化の一途にある方は多いのが現実です。
タイミング療法でなかなか妊娠しないときは、まず身体や心のなんらかの不調和が原因であることが多いので、自然の草根木皮を使った漢方で“調える”ことをおすすめします。
その上で、処方の組み立てによって身体と心づくりをします。
体質改善は早ければ早いほど良いです。
漢方薬はもともと木の葉っぱや根っこ枝などから作られています。
キャベツのビタミンUが胃の保護に役立つと一緒です。
ただあまり「美味し~い」と声をあげられるものではありません。
苦味・酸味・甘味・辛味やえぐみを感じることは、生薬本来の持っている薬効の一つでもあります。
剤形はエキス細粒が主で、丸剤や粉末が加わることもあります。
身体に合う、身体が欲している薬はそんなに不味くないと感じることが多いです。
もちろん、それぞれに妊娠するまでの期間はまちまちです。
無排卵と言われて生理が3ヶ月来なかった方がいきなり、4ヶ月目に妊娠したり、
2年ほど体質の改善を経てやっとという方もいらっしゃいます。
先ず、漢方で妊活してみようと決めること。
そして一歩行動に出ることで何かが変わるということがある様です。
不妊治療となるとやはり費用は気になるものです。
病院では、検査のうちは保険適用の場合が多く1万~2万円くらいとかんがえてよいとおもいます。
氣生薬局での漢方薬は初診料が1000円、漢方薬1日分が500円(税別)~となります。
タイミング法は1回に数1000円、
人工授精は1回15000円~20000円、
体外受精は1回20万円から50万円のところが多いようです。
月経には月経期、卵胞期(低温期)、排卵期、黄体期(高温期)の4つの周期があります。
基礎体温表をしっかりと付け、この4つの周期を把握し、自分の身体の状態を知りましょう。